研究課題/領域番号 |
17K18624
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
林 瑠美子 名古屋大学, 環境安全衛生推進本部, 准教授 (50508421)
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研究分担者 |
富田 賢吾 名古屋大学, 環境安全衛生推進本部, 教授 (70422459)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 安全教育 / 事故情報 / 事故報告 / 大学 / テキスト分析 / システム / ヒューマンエラー / 安全管理 / 情報マイニング / 事故分類 |
研究成果の概要 |
大学での事故・不祥事等の再発及び未然防止を目的とし、事故等の情報収集を行うとともに、事故の要因や傾向についての解析をテキスト分析等の手法を用いて行った。また、事故の教訓や大学の事故に関連するキーワードを抽出し、それをもとに事故の分類を行った。事故情報を安全教育で活用することを念頭におき、事故報告・閲覧システムの開発を行った。このシステムには、事故報告時に必要な情報を記述してもらうための補助機能や、閲覧者に関連の深い情報を届けることができるような検索機能を付与した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学では様々な事故や不祥事等が発生しており、教育研究活動の継続だけでなく、構成員の健康や命に係わる大きなリスクの一つとなっている。事故事例の収集は大学の法人化以降多くの大学で実施されているが、その解析や分類方法、教育的活用方法等についての検討は発展途上である。本研究では、教育的活用可能な新しい分類方法の検討に挑戦し、これを利用した事故情報報告・閲覧システムを開発した。この成果は、大学構成員の事故防止と再発防止策の立案のための教育に活用でき、大学の教育研究活動のリスク低減につながると期待される。
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