研究課題/領域番号 |
17K18626
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
増田 智恵 三重大学, 教育学部, 特任教授(教育担当) (60132437)
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研究分担者 |
村上 かおり 広島大学, 教育学研究科, 教授 (80229955)
與倉 弘子 滋賀大学, 教育学部, 教授 (50165784)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 家庭科教育 / AI利用学習 / 小学生 / 中学生 / 被服総合学習 / アンケート調査 / 家庭科被服教育 / アンケートシステム / iPad 活用 / 制服の一生 / 中学校 / 3次元システム / 衣生活調査 / 試着シミュレーション / デザイン服 / 衣生活 / 教育学 / 実験系心理学 / 感性情報学 / 科学教育 / 環境 |
研究成果の概要 |
従来の部分学習を向上するための総合学習として,AIによる「3次元仮想の衣生活実体験システム」を構築し,実践を試みた。Web上で3次元試着シミュレーションによるデザイン評価と小学生の衣生活状況を調査した。結果をもとに,中高生の衣生活を総合的に学習するためのiPadを利用した教材システムを構築し,一部を中学校家庭科の授業で実践した。「制服」をテーマに,歴史・デザインと構成・素材・管理(洗濯から廃棄)を総合的に考えさせた。個別のiPadによる質問と回答を組み入れ,縫製された3次元の服と解体した2次元のパーツを比較させることで,衣服への興味と総合的学習の実践的学習効果をあげる未来型の教材を提供できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中・高生対象に,実際の衣生活で実践するための総合的家庭科衣生活教材「3次元仮想の衣生活実体験システム」を開発した。Web上で3次元試着シミュレーションによるデザイン評価システムや小学生衣生活調査による情報をもとに教材開発を行った。実際の中学校の授業実践では,制服の歴史・デザインと構成・素材・管理を,部分的ではなく総合的に衣服情報として習得できるようにした。実体験として個別のiPadによる質問・回答による学習や制服の解体展示などを組み込んだ教材を開発した。未来型の総合学習教材の提供と学習効果が得られたことは,学術的成果を社会的に実践・実用化でき,意義あることと考える。
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