研究課題/領域番号 |
17K18938
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
河内 俊憲 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (40415922)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 先端レーザー計測 / PIV / 超音速混合・燃焼 / スクラムジェット / 先端レーザ計測 |
研究成果の概要 |
本研究では,これまで困難とされてきた超音速流における流速の非定常計測を可能にする新しい手法の確立を目指した.まず低速流で,研究の根幹となるアイデアの確認を行い,提案するアイデアで流速が計測できることを確認できた.しかしながら,超音速流れにこの手法を適用する際,低速流で問題となった点がさらに顕著になり,残念ながらこれを解決するには至らなかった.その一方で,計測に使用する粒子の新たな生成手法の開発に成功した.新手法で生成された粒子を用いれば,これまでより詳細な流速場の計測が可能になると期待される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で立証できたアイデアや計測に使用する新たな粒子発生法をさらに発展させることができれば,航空機やロケットなどの高速で飛翔する物体周りの流れや超音速燃焼を行うエンジン内の流速を比較的安価に高精細に非定常計測できるようになると期待される.これにより航空機やエンジンの効率や安全性を高めることが可能となる.またこの計測方法は,非定常観測に高フレームレートを要求するマイクロ流れへの適用も可能で,これら分野への展開も期待できる.
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