研究課題/領域番号 |
17K18996
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
洞澤 功子 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (20165567)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | ナノTiO2粒子 / 複合材料 / 人工骨補填材 / 骨芽細胞 / 骨形成促進誘導能 / 抗菌性 / 骨補填材 / TiO2ナノ粒子 / Fibrinogen / Chitosan / TiO2ナノ粉末 / ナノ材料 |
研究成果の概要 |
現在の人工骨補填材には骨誘導および骨伝導に非常に時間を要することと、感染リスクがゼロではないという問題がある。そこで本研究には、骨補填材に積極的に骨誘導能と抗菌性を付与した骨補填材の創製を目指した。 素材としては、歯科材料において初めての応用となる無機材料のナノTiO2粒子を用い、骨誘導能を付与するために有機材料を複合化させて一つの材料とした。その結果、骨芽細胞の増殖を得ることができ、骨誘導能の付与に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナノTiO2粒子は応用範囲の広い有望な素材でありながら、歯科材料の分野における応用は未だなかった。そこで今回初めての応用となる。また人工骨補填材に骨誘導能が付与されたことにより、歯科用インプラントの固定が早くなることが期待できる。さらに、それによって上部構造物の製作も早く行うことができ、患者の負担を著しく減少することに繋がる。
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