研究課題/領域番号 |
17K19219
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農芸化学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清水 誠 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (40409008)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 骨格筋 / 酸化修飾 / 電気刺激 / C2C12 / 筋肥大 / センサータンパク質 / 酸化ストレス / タンパク質修飾 |
研究成果の概要 |
我が国を含め高齢者人口は劇的に増加し続けている。寝たきり・要介護状態の高齢者が増加は医療・介護費が膨大化に繋がる。骨格筋は人体最大の組織であり、体を支持する重要な運動器である。寝たきりの主な要因は、加齢に伴う筋量・筋力の低下(サルコペニア)である。これらの背景からサルコペニアをいかに予防・軽減するするかが喫緊の課題である。骨格筋運動により生じる適度な酸化ストレスは骨格筋肥大に重要であることが報告されている。しかしながら、筋肥大における酸化ストレスの分子機序は殆ど分かっていない。本研究では酸化ストレスによるタンパク質修飾に着目し、酸化ストレスシグナルの基礎研究、及び食品研究への展開を試みた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国は超高齢社会であり、寝たきり・要介護の繋がるサルコペニアをいかに予防・軽減するかが喫緊の課題である。骨格筋量の制御に関しては、タンパク質分解酵素やIGF1による研究が多数報告されている。本研究では、これまであまり着目されていない酸化修飾について研究を進めることで、サルコペニア予防の多角化に繋がることが期待される。また、in vitroで骨格筋収縮実験系を用いて、筋収縮に応答する酸化修飾タンパク質の候補分子を見出した。本研究をさらに継続することで、サルコペニア予防の選択肢が広がることが期待される。
|