研究課題/領域番号 |
17K19221
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農芸化学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
岡田 洋平 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80749268)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | レドックス応答型色素 / 核酸脱メチル化 |
研究成果の概要 |
核酸やタンパク質などの生体分子は,自身が分子量数万から数十万におよぶ巨大な構造であるにも関わらず,極めて小さな「メチル基」の有無によってその機能が制御されている.本研究では,このような質量分析法や電気泳動法のような現行の技術では識別することが困難な僅かな構造の変化を蛍光検出することができる新たな色素の開発に取り組んだ.その結果,単一のベンゼン環を主骨格とした,様々な水溶性の蛍光色素を見出している.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核酸やタンパク質などの生体分子のメチル化ならびに脱メチル化は様々な疾病との関連が報告されており,これらの修飾を受けた生体分子や,これらの修飾を触媒する酵素の研究開発は生命科学や医学領域にとって極めて重要な課題となっている.これらの領域における現代の研究には生体分子の蛍光標識が必要不可欠な技術であり,目的や用途に応じた色素の開発が求められている.本研究成果は蛍光標識技術の発展に貢献し得るものである.
|