研究課題/領域番号 |
17K19232
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
増田 誠司 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20260614)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 選択的スプライシング / カルシウム / mRNA / スプライシング / カルシウムシグナリング / 選択的mRNAスプライシング |
研究成果の概要 |
カルシウムシグナルはセカンドメッセンジャーとしてよく知られているが、そのシグナルの一部は核に伝えられて特異的な遺伝子群の転写を促進する。しかし、選択的スプライシングに関わるかについて知見はなかった。選択的mRNAスプライシングは、遺伝子がコードする数以上のタンパク質を生み出す仕組みであり、生物の高等化に伴ってその数は増加する。本研究では、カルシウムシグナルによる選択的スプライシング制御を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カルシウムシグナルはセカンドメッセンジャーとして細胞代謝、遺伝子発現に影響を与える。しかし遺伝子がコードする数以上のタンパク質を生み出す仕組みである選択的mRNAスプライシングに影響を与えるかについて分かっていなかった。今回の研究は、カルシウムシグナルが選択的mRNAスプライシングにどのような影響を持つかを明らかにすることによってこれまでにない新しい概念を提示でき、他のセカンドメッセンジャー研究にも影響を及ぼすことが期待される。
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