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遺伝子組換えを使わない作物ゲノム編集技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K19249
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 農芸化学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

今井 亮三  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主席研究員 (90291913)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワードゲノム編集 / CRISPR / DNAフリー / ジベレリン / 緑の革命 / 短稈 / Ribonucleoprotein / コムギ / RNP / バイオテクノロジー
研究成果の概要

コムギにおいてCRISPR/Cas9システムを茎頂生殖系列細胞に直接導入する手法を開発した.金粒子にCRISPR/Cas9 RNPをコートし,パーティクルガンを用いて種子胚茎頂にボンバードした.本手法により,培養を経ることなく作出された植物体は,変異を次世代に遺伝することが示された.本手法を用いてイネの緑の革命遺伝子のコムギオルソログに変異導入することに成功した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゲノム編集は新しい作物育種技術として注目されている.しかし,作物のゲノム編集では,一般的に外来遺伝子を染色体に一度組み込み,それを後代の交配等で分離除去する過程を経る.この過程は複雑であり,社会受容の面からは障壁となり得る.そこで,本研究ではDNAを用いないゲノム編集系を作物で開発し、外来遺伝子を染色体に組み込まないゲノム編集技術を開発することを目的とした.本研究で開発された手法により,コムギ実用品種の農業形質を改変することが可能になることが期待される.

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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