研究課題/領域番号 |
17K19364
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
城口 克之 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, ユニットリーダー (00454059)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 細菌叢 / 定量解析 / 腸内細菌 / シークエンシング / 菌叢 / ネットワーク / 定量計測 |
研究成果の概要 |
ヒトにおいて細菌は身近な生物であり、ヒトは約100兆個の細菌と共生している。このうちの腸内細菌叢はヒトの健康に大きく影響することが知られており、細菌とヒトの関係を調べる研究は多く行われている。本研究では、細菌同士の関係に着目して、細菌叢のバランス(種類と細菌数)における細菌同士の関係を解析することにチャレンジした。これまでに我々が開発してきた新規の細菌解析法を用いることで、細菌毎に異なる部位での存在量が違うことが分かり、似ている細菌、似ていない細菌が存在するなど、細菌同士の関係が明らかとなってきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腸内の細菌叢のバランス(細菌の種類と数)がヒトの健康に影響を与えていることが分かっている。したがって、このバランスをコントロールすることは、健康を維持するために、もしくは病気を治すために役に立つ可能性がある。本研究において、このバランスを作り出す細菌同士の関係の一部が解析されていることは、バランスのコントロールへ向けた1つの知見を与えることになる。
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