研究課題/領域番号 |
17K19404
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
人見 次郎 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00218728)
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研究分担者 |
木村 英二 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (50405750)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | メカノバイオロジー / 血管形成 / ゼブラフィッシュ / FRET / ライトシート顕微鏡 / ActTs-GR / リモデリング / 圧センサー / ライブイメージング |
研究成果の概要 |
本研究では、血管内皮にかかる圧変動を可視化することで、血流に起因する圧変動がどのように血管形態形成に寄与しているかを明らかにすることを目的とした。ゼブラフィッシュ(Danio rerio)を実験モデルとして、近年 開発が進んでいるFRETを利用した圧センサープローブを血管特異的に発現する遺伝子組み換えゼブラフィッシュを作成し、ライトシート顕微鏡でライブ・イメージングを行い、圧変動を可視化した。その結果、正常胚、血流を停止した胚それぞれでFRET画像を取得することに成功したが、血流に起因する圧変動を可視化するには至らなかった。今後改良を加えて圧変動の可視化を引き続き目指していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、圧変動を可視化するFRETプローブを血管内皮特異的に発現する系統樹立に成功した。この系統では、Gal4-UASシステムを利用しており、Gal4の発現領域を変えることで血管系に限らず様々な組織の発生過程において圧プローブの発現が誘導可能であり、形態形成と圧負荷の関係解明に応用できる。現状では血圧の変動を可視化するには至っていないが、今後目標を達成することで血管形成メカニズムの解明に寄与する。
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