研究課題/領域番号 |
17K19410
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
久原 篤 甲南大学, 理工学部, 教授 (00402412)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | C. elegans / 温度適応 / 線虫 / トランスクリプトーム解析 / カルシウムイメージング / 記憶学習 / 温度受容ニューロン / 単一細胞 / 遺伝子発現変動 / 温度応答 / 温度メモリー / 温度記憶 |
研究成果の概要 |
脳神経系はネットワークを構築し神経情報を蓄積しており、その神経ネットワークは複雑であり解明に時間を要する。一方、1細胞レベルにおける神経情報のメモリーに関しても分子生理機構には未知の点が残されているため、記憶の情報処理を1細胞レベルで非常にシンプルに捉えることができれば、その理解は飛躍的に進展すると考えられる。本研究では、温度記憶を行う単一の感覚神経細胞を解析モデルとして、シングルセルトランスクリプトーム解析を行い、個体の温度適応に関わる新規の遺伝子を幾つか同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳はたくさんの神経細胞からできあがっており、それらはネットワークを構築しているため、その神経ネットワークは複雑である。神経の情報伝達や記憶の情報処理を1細胞レベルで非常にシンプルに捉えることができれば、その理解は飛躍的に進展すると考えられる。本研究では、温度記憶を行う単一の感覚神経細胞を解析モデルとして単一細胞レベルでの遺伝子発現プロファイルを解析し、温度適応に関わる新規の遺伝子を幾つか同定した。
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