研究課題/領域番号 |
17K19580
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
加藤 光保 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20194855)
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研究協力者 |
鈴木 裕之
ヒポリト クリストファー ジョン
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | TSC22D4/THG-1 / 扁平上皮がん / NRF2 / HIF1α / β-catenin / SALL4 / 特殊環状ペプチド / THG-1/TSC22D4 / 扁平上皮癌 / KEAP1 / NRBP1 / βカテニン / 環状ペプチド |
研究成果の概要 |
Transforming Growth Factor β 1-stimulated clone 22 domain family 4 (TSC22D4)/ TSC22 Homologous Gene-1 (THG-1)が、扁平上皮がんの発生に共通に関与する組織特異的ながん遺伝子であることを示し、その扁平上皮がん発生に関するの分子機構を明らかにするとともに、この分子に特異的に結合する特殊環状ペプチドを取得し、新たな治療方法の開発につながる研究を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚がん、頭頸部がん、喉頭がん、食道がん、子宮頸がんのほとんどと肺がんのおよそ20%は、扁平上皮がんという共通の組織型を示す予後不良ながんである。また、頭頸部がんや喉頭がんは、手術による患部の摘出により著しくQOLが低下するため、手術に頼らない治療方法の確立が強く望まれている。本研究は、扁平上皮がんの発生に共通に関与する分子機構を明らかにし、これを標的とする治療の開発につながる基礎研究を行なったことで社会的に大きな意義がある。
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