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下咽頭・食道・気管におけるtelocyteの役割

研究課題

研究課題/領域番号 17K19723
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

楯谷 一郎  京都大学, 医学研究科, 講師 (20526363)

研究分担者 末廣 篤  京都大学, 医学研究科, 助教 (00738247)
楯谷 智子  京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (10512311)
山下 勝  京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (10635519)
北村 守正  京都大学, 医学研究科, 助教 (60543262)
岸本 曜  京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (80700517)
大森 孝一  京都大学, 医学研究科, 教授 (10233272)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードテロサイト / 下咽頭 / 食道 / 気管 / 損傷 / 咽喉頭 / 発生・分化 / 細胞・組織
研究成果の概要

テロサイトは長い突起(テロポッド)を持つ細胞であり、子宮、心臓、乳腺といった全身の様々な臓器の上皮直下・血管・神経・分泌腺の傍の間質に存在することが知られている。その長い突起を介して局所環境のコントロールに寄与していることが推察されているが、本研究ではダブルトランスジェニックマウスを用いて下咽頭、気管の上皮下にLgr5を発現するテロサイトが存在しており、損傷時には細胞数が増殖していることを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

下咽頭・食道は上部消化管であり、通過する飲食物に対する何らかの知覚とそれに対する応答を行なっていると考えられるが、テロサイトがそれを媒介し、咽喉頭異常感、嚥下障害、アレルギー等の疾患に関連している可能性が示唆された。これまでのテロサイト研究は主に電子顕微鏡に依存していたが、今回作成したテロサイトを恒久的に標識する遺伝子改変マウスを利用して、食道・咽頭・気管粘膜の局所環境コントロールや創傷治癒に関する研究の新しい展開が得られることが期待される。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2020-03-30  

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