研究課題/領域番号 |
17K19741
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
口腔科学およびその関連分野
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小笠原 康悦 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (30323603)
|
研究分担者 |
佐藤 直毅 東北大学, 加齢医学研究所, 非常勤講師 (50625043)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | がん / 癌 |
研究成果の概要 |
難治がんに対し、免疫チェックポイント阻害薬が効果を挙げているが、より効果的な治療法が求められている。そこで、がん特異的T細胞受容体を検出する研究を行った。マウスモデルを用いて、がん周囲組織、リンパ組織を採取したところ、がん周囲には、T細胞の集積が認められた。また、がん周囲のリンパ組織において、がん特異的と考えられるT細胞受容体を検出することができた。さらに、T細胞受容体の網羅的解析法を確立することもできた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義や社会的意義:本研究は、難治がんに対する免疫療法の効果向上および新規治療法開発への基盤を確立する研究である。マウスモデルを用いて、がんに対するT細胞受容体を、我々が構築した方法により検出することができた。本研究により、遺伝子特異的非バイアス増幅法を用いた、がんに対するT細胞受容体の検出方法を確立することができたことは、今後の臨床応用への大きな前進であって、学術的にも社会的にも意義のある成果である。
|