研究課題/領域番号 |
17K19746
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小笠原 徹 東京大学, 保健・健康推進本部, 講師 (20359623)
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研究分担者 |
筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
茂呂 徹 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (20302698)
阿部 雅修 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (10392333)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | シグナル伝達 / 再生医学 / 発生・分化 / 細胞周期 / エクソソーム |
研究成果の概要 |
本研究では、エクソソームを介した破骨細胞・骨芽細胞間情報伝達機構の存在確認と細胞周期制御ならびに細胞分化への関与を検討した。しかしながら、明確にエクソソームを介した骨芽細胞・破骨細胞間情報伝達機構の存在を示す結果は得られなかった。そのため、small RNAシーケンスなどの網羅的な解析手法を用いて、マウス骨芽細胞由来のエクソソームに含まれるマイクロRNAで候補分子となるものを検索し、骨形成抑制に関わる可能性を持つマイクロRNAとしては、mmu-miR-26a-5pなどを、骨形成促進に関わる可能性を持つマイクロRNAとしては、mmu-miR-214-3pなどを同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、骨形成抑制に関わる可能性を持つマイクロRNAとしては、mmu-miR-26a-5pなどの2分子を、骨形成促進に関わる可能性を持つマイクロRNAとしては、mmu-miR-214-3pなどの3分子を同定することが出来た。本研究の成果は、将来的には新たな骨再生医療法開発につながる可能性がある。
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