研究課題/領域番号 |
17K19778
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
|
研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
小島 令嗣 山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (10523780)
|
研究分担者 |
鵜川 重和 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (40706751)
玉腰 暁子 北海道大学, 医学研究院, 教授 (90236737)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 社会参加 / 転倒 / 地域在住高齢者 / 高齢者 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地域において個人レベルおよび地域レベルの高齢者の社会参加が転倒に影響するかを明らかにすることである。日本老年学的評価研究(JAGES)2016の参加者の内、北海道の参加者466名に対し訪問調査を行った。マルチレベルポアソン回帰モデルの結果、転倒の地域間のばらつきは小さく、個人レベル、地域レベルともに社会参加項目数と転倒には有意な関連はみられなかった。本研究の対象者は、社会参加に積極的な集団で、そのばらつき小さかったため、社会参加の転倒への影響が検出できなかった可能性があり、社会参加数の違いの大きな地域で社会参加と転倒の関連の検討が必要である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では高齢者の社会参加と転倒には有意な関連はみられなかったが、本研究の対象者が社会参加に積極的な集団で、そのばらつきが小さかったため、社会参加の転倒への影響を検出できなかった可能性があり、社会参加数の違いの大きな地域でさらなる検討を行う必要がある。 高齢者の社会参加と転倒の関連を明らかにすることで、地域づくりからの高齢者の転倒予防といった新規の介入プログラムの開発につながる可能性がある。
|