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患者視点に基づいた外科医療の質評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K19791
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関千葉大学

研究代表者

相馬 孝博  千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (90262435)

研究分担者 斉田 芳久  東邦大学, 医学部, 教授 (00256744)
鳥谷部 真一  新潟大学, 危機管理本部, 教授 (20227648)
山内 豊明  放送大学, 教養学部, 教授 (20301830)
兼児 敏浩  三重大学, 医学部附属病院, 教授 (30362346)
金澤 寛明  静岡県立大学, 看護学部, 教授 (40214431)
藤澤 由和  宮城大学, 事業構想学群(部), 教授 (70387330)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード患者経験 / 評価 / 外科
研究成果の概要

本研究は「外科医療の質に対する患者視点に基づいた評価の仕組みを構築すること」を目的に、海外先進諸国における先行知見を十分に整理、検証し、それらの知見を踏まえ、我が国における外科医療を患者経験に基づいて評価しうる調査項目、調査プロトコル等からなる調査システムの基盤を構築した。最終的に検証を行った調査項目からなる調査票を用いて実際に複数の医療機関において500名を調査対象者とするデータ構築を行い、当該データの検討を行った。その結果として、当該調査項目への回答は、外科医療における患者の経験を把握することが可能なものである一方で、その回答傾向からより詳細な検討を必要である項目も存在した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国における患者の満足度把握に関する包括的なレビューによると、提供された医療に対する漠然とした満足度を尋ねていることが多いため、何が満足度を高めて(低めて)いるかという具体的な検証が困難であることが指摘されている。その一方、他の先進諸国では、医療の質をより包括的な形で捉え、その評価の一つの柱として患者の経験に基づいた評価の枠組みの構築が、外科領域においても急速に進められている。したがって我が国の医療制度、社会的および文化的な状況に適した評価の枠組みを、臨床現場を熟知する医療従事者らが主導する形で検討を行い、その基盤を構築していくことは、我が国の医療制度の健全な発展に不可欠であるといえる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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