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船舶遠隔健康管理システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17K19798
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関東京海洋大学

研究代表者

福田 直子  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (40313382)

研究分担者 庄司 るり  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (50272729)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード健康管理 / 船員 / 船舶 / 外航 / 遠隔 / モニタリング / 通信 / 衛星通信 / 船員の健康 / 遠隔健康管理システム / 外航船 / 健康意識 / 健康情報 / 船上健康管理 / 遠隔医療 / 健康行動 / 社会医学 / 海洋工学 / 海上安全
研究成果の概要

日本の船員も高齢化が進み、生活習慣予防は重要な課題となっているが、制約が多い船上生活の中で生活習慣を改善するのは難しい。本研究では、乗船中の外航船船員の健康情報を衛星通信でモニタリングする遠隔船舶健康管理システムを構築し、外航船で1か月半~2か月運用し実験した。陸上サーバにつなぐことなく船内サーバで船員の操作が完了でき、操作を簡便にし、航海中のまとめである個人レポートの作成機能を高めることによってシステムを改善した。外航船上における船員の健康情報のモニタリングが達成され、本システムが外航船船員の健康状態の把握や保健指導へ活用できる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

海上貨物量が日本の貿易量の99%以上を占める海運は重要な物流である。そして海運は船員の健康があって支えられている。従来船員は危険業務であり災害発生率は高いがそれに加えて近年は船員の高齢化が進み安全衛生上のリスクが高まっている。また船舶運航の機械化、自動化も進み、低コストが求められる現状もあって船員人数も少なくなり余裕もなくなっている。一方で質の高い日本人船員の持続的育成も望まれており、若者が安心して船員を志向できる労働環境を作ることも課題である。職住一体の船上生活においても陸上と同様な健康管理を実現することは船員の職場環境を改善し安全な海運業を維持することに寄与するものと思われる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 外航船における船舶遠隔健康管理システム開発の試み2018

    • 著者名/発表者名
      福田直子,庄司るり,芦田研二,亀山こころ,伊野宮興志,佐久間利彦,天野善昭
    • 学会等名
      第91回日本産業衛生学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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