研究課題/領域番号 |
17K19847
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
|
研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
石井 雅子 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (80532415)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | デジタル機器 / 視覚の感受性期 / 幼児眼科健診 / 眼育 / 弱視 / screen time / スマートフォン / 視覚健診 / 動画の視聴 / スマホによる眼緊張 / 視力検査講習会 / 視力 / 眼屈折 / 幼児の視覚機能 / 3歳児視覚健診 / 視覚機能の管理 / 眼科保健指導 / 視力検査実技講習会 / 視力検査 / 眼屈折検査 / 幼児 / 視覚機能 / 視覚発達 / 眼科健診 |
研究成果の概要 |
幼児眼科健診でのScreen timeの調査から、子どもの視的環境が眼屈折および視力に影響を及ぼす可能性が示唆された。さらなる、デジタル機器の利用状況と視覚機能の関連についての調査をし、指導ガイドラインを作成する。保育・幼児教育、保健師等の子どもを取り巻く職種が、デジタル機器の子どもへの影響について意見交換し、視覚機能への影響の問題点を共有した。デジタル機器利用に関する保健指導の必要性について、保育・幼児教育、保健分野で、その重要性の認識を得ることができ、継続した幼児に対する眼の健康講習の開催が期待される。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2019年5月、WHOは小児の健康な成長に関するガイドラインの中で、デジタル機器の使用時間の基準として、2歳未満ではScreen timeは推奨されない、4歳ではScreen timeは1日1時間未満とすることを定めた。しかし、デジタル機器が幼児の視覚機能に与える影響については明らかにされていない。本研究は、視覚の感受性期の子どもがスマホ画面の刺激から受ける眼の影響を実証し、幼児の眼をデジタル機器から守ることを目的としている。視覚機能は就学後の学習および身体能力に大きな影響を与える。子どもたちの学習へのつまづきを未然に防止し、子どもたちの健全な成長を助長するものである。
|