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下痢原性大腸菌の新規マーカーの探索 迅速かつ簡便な新規検査法の開発にむけて

研究課題

研究課題/領域番号 17K19849
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関四日市看護医療大学 (2022)
岐阜医療科学大学 (2017)

研究代表者

星野 真理 (大村真理)  四日市看護医療大学, 看護医療学部, 教授 (10313511)

研究分担者 高崎 昭彦  四日市看護医療大学, 看護医療学部, 教授 (40247664)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードDiagnosis / Escherichia coli / 細菌
研究成果の概要

本研究では、下痢原性大腸菌の検出・分類のために分類指標にできる新規蛋白質を発見し、その蛋白質を標的とした、全種類の下痢原性大腸菌検出・分類ができる簡便・迅速・高感度な蛋白質検出法と、マルチプレックスPCR検査法の開発を目的とする。
行政で用いられている、下痢原性大腸菌分類の指標となる病原因子遺伝子10種類を一度に分類・検出ができるmultiplex PCR検出系を確立した。定量プロテオーム解析法により7種以上の候補蛋白質を釣り上げ、第一候補の検証結果は、病原大腸菌と非病原大腸菌間で差を見出すことができず、マーカーとして用いることができない可能性が高いことが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発検討を行った下痢原性大腸菌の検査法は、遺伝子レベルでは、行政での検査で下痢原性大腸菌の分類指標にしている病原因子遺伝子全てを検出でき、用いた遺伝子群はこれまでのマルチプレックスPCR法の論文で報告をされていない。また、蛋白質レベルでは、これまで全く対象とされていなかった、病原因子以外の新規蛋白質を分類指標として標的とすることに加え、最終目的としてイムノクロマトまで開発できた場合、保健所・衛生研究所・病院の検査室に検体をまわすことなく、高価な試薬、遺伝子解析の技術習得・熟練等を必要とせずに誰でも、その場で迅速・簡便に全種の下痢原性大腸菌の検出・分類ができるようになる利点を持つ。

報告書

(1件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2025-01-30  

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