研究課題/領域番号 |
17K19936
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
|
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
高倉 久志 同志社大学, スポーツ健康科学部, 助教 (20631914)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 高脂肪食 / 炎症性サイトカイン / メラトニン / 持久的トレーニング / 筋組織 / 体重 / 骨格筋 / ミトコンドリア生合成 / 活性酸素 / 抗酸化機能 / ミトコンドリア / 肥満 / 脂肪重量 / 持久性トレーニング / 抗酸化物質 |
研究成果の概要 |
本研究では、食餌性肥満動物モデルを用いて、運動トレーニングと抗炎症・抗酸化物質の投与の組み合わせが身体的特徴やミトコンドリア生合成に及ぼす影響について検討した。その結果として、肥満動物モデルに対しては運動トレーニングとメラトニン投与の組み合わせによって、対照群や運動トレーニングとメラトニン投与のどちらかのみの実験群と比較して最も体重が減少した。しかしながら、筋組織や脂肪組織重量、ミトコンドリア量などはその変化に附随する結果とはならなかったため、運動トレーニングとメラトニン投与の組み合わせの効果については今後より詳細なメカニズムの検討が必要であると言える。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肥満や糖尿病などによる体内環境の変化がトレーニング効果獲得の阻害因子を増加させるのであれば、それを抑制しながら運動トレーニングが実施できれば、トレーニング効果が改善、助長される可能性が考えられ、運動療法の価値が高まることも考えられる。また、これまでに運動トレーニングによるミトコンドリア生合成の促進を阻害する因子の抑制によってミトコンドリア生合成の反応を改善、亢進できれば、新たな観点からの運動処方、トレーニング方法の開発にも寄与できるかもしれない。
|