研究課題/領域番号 |
17K19964
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
石田 寛 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80293041)
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研究分担者 |
松倉 悠 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (60808757)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / 感性情報学 / 嗅覚 / 匂いセンサ / ガスセンサ / 嗅覚ディスプレイ |
研究成果の概要 |
本研究では,任意の匂いを自在に再現してユーザに提示できる装置の実現を目指し,基礎的な検討を行った。様々な化学物質を揮発させた蒸気を調合し,その匂いを電子嗅覚センサで確認する。調合した匂いを所望の匂いと比較し,匂いの再現度の高い調合比を自動探索することが可能なシステムを提案した。揮発性の低い化学物質を用いた場合には,十分な強さの匂いを被験者に提示できないことがある。そこで,匂いを濃縮して被験者に提示する装置の開発も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
映画やテレビの臨場感や没入感を高めるため,立体映像やサラウンドサウンドに加え,匂いや香りを提示する装置の開発が求められている。本研究では,十数種類の香料蒸気を調合し,所望の匂いに近い匂いを自動的に生成することが可能な装置を提案した。光の三原色に対応する「原臭」を探し出すことができれば,映画やテレビのシーンに合わせ,任意の匂いを作り出すことが可能になる。この原臭の探索を促進するシステムを開発した。
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