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風を活用したインタラクションシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K19988
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関香川高等専門学校

研究代表者

金澤 啓三  香川高等専門学校, 情報工学科, 教授 (40311097)

研究分担者 小野 安季良  香川高等専門学校, 通信ネットワーク工学科, 准教授 (40290811)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード風の計測 / 磁気センサ / コンピュータインタラクション / 投影システム / インタラクション / プロジェクション / 2次元風圧センサ / ユーザインターフェース / インタラクションシステム
研究成果の概要

本研究では,あまりディジタル活用されていない「風」を情報源とするインターフェイスの開発を行った。このインターフェイスは,風の強弱を2次元的に取得するエリアセンサ及びインタラクティブな投影システムからなる。風の検出機構には,風を受けるフィルムに取り付けた磁石の動きを磁気センサを用いて計測し風量に換算する。この検出機構を縦24列×横32列の計768個用いたセンサシステムを作成し,風の動きを2次元分布としてリアルタイムに取得できた。このセンサを用いた投影システムは,センシングエリアに重ねるように風の通過するスクリーンを設置し,風の入力に応じて映像が変化するインタラクションシステムとなっている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

息に代表されるように風は意図的に起こすことができる。しかし風のディジタルな活用例は極めて少ない。「どの位置に」「どんな強さで」風が送られるのかがわかれば,情報を運ぶ媒体として充分に有用であると考えられ,例えば,手が使えない場合や障害者のための入力の補助システムや,街頭でのサイネージ,メディアアートへの活用など新しいヒューマンインターフェイスとして活用範囲が広がる。
今後,このセンサと対となる風圧を発生させるような出力装置を開発されれば,遠く離れた場所に風を伝達することができる。こうした試みにより,遠隔者とのコミュニケーションを促進するようなシステムとなると考えている。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 風圧検出デバイスの開発と定量的評価2019

    • 著者名/発表者名
      山崎 佑馬, 金澤 啓三, 徳永 修一
    • 学会等名
      令和元年度電気関係学会四国支部連合大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 磁気センサを用いた風の検出デバイスの開発2017

    • 著者名/発表者名
      山﨑啓太, 鈴木浩司, 金澤啓三, 德永修一
    • 学会等名
      平成29年度電気関係学会四国支部連合大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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