研究課題/領域番号 |
17K20012
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 和洋女子大学 (2018-2021) 横浜市立大学 (2017) |
研究代表者 |
宮内 清子 和洋女子大学, 看護学部, 教授 (40459649)
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研究分担者 |
藤本 薫 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (10310476)
阿部 貴行 横浜市立大学, データサイエンス学部, 准教授 (10594856)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 生涯発達看護学 / 睡眠 / ウィメンズヘルス / 母性看護学 / 更年期 / 疲労 / 妊婦 / 人間情報学 / 生涯発達学 / 妊娠 / 生涯発達 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究では、妊娠各期における睡眠の様相の変化を明らかにすることを目的とした。対象者は、20歳以上40歳未満の自然妊娠の初産婦とした。主観的評価にピッツバーグ睡眠質問票日本語版(PSQI-J)を用い、客観的評価は腕時計型睡眠測定器械を用いた。3群の反復測定分散分析で比較検討した。その結果、妊娠3期ともにデータの得られたのは20名であった。年齢は平均30.3(SD3.6)歳であった。PSQI-Jは、3群で差はなかった。一方、アクチグラフの睡眠効率は初期と後期の間で有意な差があった。妊娠後期の睡眠には、マイナートラブルとして背部痛や足のけいれんが関連要因となっていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は妊婦の睡眠の様相について基礎資料を得ることで、後の子育て期のうつ状態の予防や健康関連QOLの維持・向上にむけての研究の発展性が望める。また、妊娠中の産後を見据えた生活スタイルの見直しが期待され、セルフケア能力が向上し、安全安楽な出産を迎え、さらに妊娠期の各期の睡眠に対する対策への基礎資料が得られることで、産後の良質な睡眠の獲得につながることが期待される。
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