研究課題/領域番号 |
17K20027
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用情報学およびその関連分野
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
石原 進 静岡大学, 工学部, 教授 (10313925)
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研究協力者 |
Gerla Mario
高井 峰生
加藤 新良太
山下 広仁
谷村 昌則
濱﨑 福平
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 車々間通信 / 高度交通システム / 自動運転 / 障害物回避 / 交通流シミュレーション / 無線LANエミュレーション / SUMO / 突発的障害物 / 協調走行 / 車線変更 / 通信障害 / ITS / 自動協調運転 / 生物群行動 / 車車間通信 / 危機回避 / 無線通信障害 / 可視光通信 |
研究成果の概要 |
道路上で突発的に発生した落下物や事故車等の障害物に対して、車々間通信を利用した広域の通知と、それに応じた自動車線変更・受け入れ行動制御手法を設計した。通信エラーを含んだ交通流シミュレーションにより、同手法によって渋滞発生を回避して円滑に障害物の回避と合流が可能となることを確認した。 動的に変化する受信電波強度や送信出力制御に対応した汎用的に利用可能なLinux仮想無線LANインタフェースとそれを用いた無線ネットワークエミュレーション環境の設計実装を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
車々間通信による広域の障害物発生通知と障害物からの距離に応じた簡単な行動ルールを用いることにより、突発的な道路環境変化がある場合にも円滑な交通流制御が可能であることをシミュレーションにより明らかにした。 汎用的に利用できる無線LANエミュレーション技術を開発した。本技術は車々間通信のみならず、公共環境、オフィス等の高密度無線LANにおける送信信号強度の変更、接続制御など高度な無線LAN制御システムの開発に適用可能であり、同分野のソフトウエア開発を加速する潜在力がある。
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