研究課題/領域番号 |
17K20033
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用情報学およびその関連分野
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
前田 忠彦 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (40351324)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 指紋認証 / 静脈認証 / 生体認証 / 生体検知 / 偽装物 / FAR / FRR / 類似度 / 機械学習 / LOF / 電磁応答 / CSRR / 偽装 |
研究成果の概要 |
生体個人認証は情報化社会の安心・安定の為に非常に重要な技術である.一方,他人の指紋をシリコン等で偽造する「なりすまし」行為が報告され,既存の指紋・静脈認証技術の脆弱性が大きな問題となっている.本研究では指紋認証や静脈認証装置の脆弱性を排除し,高レベルの生体偽装攻撃に対抗するために,従来の生体認証装置が認証処理に利用する生体情報源とは原理的に異なる情報源として人体の電磁応答に基づく高精度生体検知技術の研究を進めた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テロ等の重大事案において,犯人は認証システムの脆弱性を利用し,他人の認証情報を「隠れみの」として事件を引き起こすことが多い.テロ行為等の重大事件を未然に防止するためにも,入国管理等の重要施設における個人認証の確実性を高レベルで担保・確保することが,重要な課題である.偽装防止技術の高度化研究を推進し,極めて高いレベルの「なりすまし」攻撃用偽装物に対抗できる偽装物判定技術の研究・開発を進めることは情報化社会の基盤技術として重要である.
|