研究課題/領域番号 |
17KK0078
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 桃山学院大学 |
研究代表者 |
岳 理恵 桃山学院大学, 経営学部, 教授 (80584911)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2023
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
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キーワード | システムシミュレーション / AI / 生産計画 / シミュレーション / 生産日程計画 |
研究成果の概要 |
情報通信技術の進展に伴い,製造・サービス分野の情報化・知能化が進められている。研究代表者は,DX(デジタル・トランスフォーメーション)の有効的なツールとして,シミュレーション技法とAIの併用アプローチを具体的な製造・ロジスティクス現場の長期生産計画および日程管理課題へ適用して研究を実施した。そして,企業内部や外部で蓄積された様々なデータをいかに融合的に活用して,より詳細な経営意思決定を定量的に支援できるかという経営現場の運営上にある生産・物流日程管理へ提案するアプローチを適用することにより,その有効性を検証した。さらに,産業界の関心を喚起するために,国内ならびに海外の学会に研究成果を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経営資源のスケジューリングにおいて,これまで制約条件を表現する数学的手法があるが,システムのすべての重要な制約条件を考慮しモデル化することは複雑で多大な時間を要するため,実用化しにくい点がある。本研究で提案するAI併用シミュレーションによるスケジューリング法は,現場で蓄積された種々のデータを即座に活用できるスケジューリングのアプローチであり,ダイナミックなビジネス現場へ運用しやすい。また,提案するアプローチの活用領域は,ダイナミックかつ複雑な生産システム,ロジスティクスシステム,サービスシステムなどの広範囲にわたり,経営資源の有効活用に関する迅速な意思決定に貢献できる。
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