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シングルセル空間画分解析に向けたマイクロ流体前処理技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17KK0135
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関香川大学

研究代表者

寺尾 京平  香川大学, 創造工学部, 准教授 (80467448)

研究期間 (年度) 2017 – 2019
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
キーワードシングルセル解析 / CTC / マイクロ流体デバイス / マイクロ・ナノデバイス / 血中がん細胞 / バイオテクノロジー / バイオ関連機器
研究成果の概要

本研究は1細胞レベルでの細胞解析を実現するためのマイクロ流体デバイスの開発に関するものである。国際共同研究チームとの議論を通じて、具体的なターゲットをがんの転移に関わる血中がん細胞に定め、その1細胞解析、特に血中でのがん細胞の挙動を再現するマイクロ流体デバイスを開発した。研究代表者の有する1細胞操作技術と共同研究チームの有するマイクロ流体デバイス技術を融合することで、新たな血中がん細胞1細胞解析技術の実現に取り組んだ。その結果、マイクロ流体デバイスで微小毛細血管部を再現することに成功し、がん細胞1細胞の動態をリアルタイムにモニタリングするシステムの開発を達成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,がんの転移の1細胞レベルでの解明を目標に設定し,転移プロセスにおけるがん細胞の血液循環に着目した。がん細胞が毛細血管の狭窄部をどのように通過し,機能を変化させるのか,という点について解析を行った。微小血管狭窄部を生体外に再現するため微細加工技術を用いて,デバイスを作製し,がん細胞の1細胞動態イメージングに取り組んだ.本デバイスを利用することで,今後がん細胞の血液循環における動態,とくに転移能の変化について新たな発見につながるとともに様々な細胞の1細胞動態の計測や、網羅解析の前処理技術への展開が期待される.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)

  • [国際共同研究] Institut Pierre-Gilles de Gennes(フランス)2018

    • 年月日
      2018-08-30
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] Cancer cell deformation and recovery within microvascular in vitro constriction model2019

    • 著者名/発表者名
      Kyohei Terao,Hamizah Cognart, Jean Louis Viovy, Catherine Villard
    • 学会等名
      Cancer Cell on Chip
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書 2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] MICROVASCULAR IN VITRO CONSTRICTION MODEL FOR IMAGING CANCER CELL DAMAGE AND RECOVERY2019

    • 著者名/発表者名
      Kyohei Terao,Hamizah Cognart, Jean Louis Viovy, Catherine Villard
    • 学会等名
      MicroTAS2019
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] in vitro 血管微小狭窄モデルによるがん細胞動態解析2019

    • 著者名/発表者名
      寺尾 京平、Cognart Hamizah、Viovy Jean Louis、Villard Catherine
    • 学会等名
      第20回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2018-01-25   更新日: 2021-02-19  

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