研究課題/領域番号 |
17KT0046
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
複雑系疾病論
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
西原 広史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50322805)
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研究分担者 |
松崎 典弥 大阪大学, 工学研究科, 教授 (00419467)
角五 彰 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (10374224)
柳 輝希 北海道大学, 大学病院, 助教 (50755973)
繁富 香織 北海道大学, 高等教育推進機構, 特任准教授 (90431816)
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研究期間 (年度) |
2017-07-18 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 褥瘡 / 病理 / 臨床 / 生体医工学 / 細胞シート / 圧負荷 / 臨床病理学的解析 / 組織 / PDGFRbeta / alpha-SMA / メカノセンサー / 肉芽 / 良性・悪性 / 人に皮膚モデル / 遺伝子プロファイル / メカノバイオロジー / 個別化治療 |
研究成果の概要 |
本研究の目標は、「複雑系疾病である褥瘡・皮膚潰瘍の個別化を通じて、治療の最適化および新規治療法の開発をおこなうこと」である。臨床病理学的解析は十分に実施することができ、世界で初めて、褥瘡発症過程をメカニズムに応じて分類することに成功した。また、その因子としてPDGFRβの関与を示唆することができた。しかし、生体医工学によるアプローチとしてEx vivoによる褥瘡モデル開発に取り組んだが、実験に最適な細胞シートの完成が間に合わず、圧負荷による細胞変化を捉えるには至らなかった。研究目標の達成率は、40%。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の研究成果により、褥瘡の臨床病理学的分類が明確となり、最適な治療法を選択することが可能となる。また、今後の研究の発展により、より詳細な発症に寄与する因子が同定されれば、新たな治療薬、治療法の開発も期待できる。
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