研究課題/領域番号 |
18255006
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
人類学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
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研究分担者 |
國松 豊 (国松 豊) 京都大学, 霊長類研究所, 助教 (80243111)
仲谷 英夫 鹿児島大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20180424)
酒井 哲弥 (酒井 哲也) 島根大学, 総合理工学部, 准教授 (90303809)
澤田 順弘 島根大学, 総合理工学部, 教授 (80196328)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
34,060千円 (直接経費: 26,200千円、間接経費: 7,860千円)
2009年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2008年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2007年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2006年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 中新世 / ヒト上科 / オナガザル上科 / 化石 / 東アフリカ / 進化 / ヒト科 / 古環境 / 後期中新世 / アフリカ類人猿 / 人類 / オナガザル科 / 人類進化 / アフリカ / 狭鼻猿 / オナガザル / 古生物 |
研究概要 |
ケニアのナカリは約1000万年前の露頭が広がり、人類の誕生と現生アフリカ類人猿の進化を探る上で最重要な時代の様相を伺う事ができる希少な化石産地である。この調査では、大型類人猿ナカリピテクスを含む数種類の霊長類を発見し、当時の類人猿と他の霊長類の生態、古環境を明らかにした。ナカリピテクスは、人類と現生アフリカ類人猿の最後の共通祖先と緊密な関係を持ち、一方で、ギリシアなどから知られているウーラノピテクスの祖先系統である可能性が高い。当時のナカリには、森林の要素が強く残り、類人猿とオナガザルが同所的に生息していたことが示唆される。
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