研究課題/領域番号 |
18255008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
林学・森林工学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
高瀬 恵次 愛媛大学, 農学部, 教授 (90133165)
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研究分担者 |
安部 竜一郎 (安部 竜一) 四国学院大学, 社会学部, 准教授 (10412412)
二宮 生夫 愛媛大学, 農学部, 教授 (80172732)
市榮 智明 高知大学, 農学部, 准教授 (80403872)
桜井 克年 (櫻井 克年) 高知大学, 農学部, 教授 (90192088)
田中 壮太 高知大学, 大学院・黒潮圏海洋科学研究科, 助教 (10304669)
大上 博基 愛媛大学, 農学部, 教授 (80213627)
小林 繁雄 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (40353685)
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連携研究者 |
二宮 生夫 愛媛大学, 農学部, 教授 (80172732)
大上 博基 愛媛大学, 農学部, 教授 (80213627)
中野 伸一 愛媛大学, 農学部, 准教授 (50270723)
原田 光 愛媛大学, 農学部, 教授 (40150396)
都築 勇人 愛媛大学, 農学部, 准教授 (70363257)
嶋村 鉄也 愛媛大学, 農学部, 准教授 (80447987)
安部 竜一郎 立教大学, 経済学部, 准教授 (10412412)
市栄 智明 高知大学, 農学部, 准教授 (80403872)
櫻井 克年 高知大学, 農学部, 教授 (90192088)
田中 壮太 高知大学, 農学部, 助教 (10304669)
藤田 渡 甲南女子大学, 文学部, 講師 (10411844)
小林 繁男 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (40353685)
百瀬 邦康 愛媛大学, 農学部, 准教授 (30303879)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
42,640千円 (直接経費: 32,800千円、間接経費: 9,840千円)
2009年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2008年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2007年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2006年度: 19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
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キーワード | 環境政策 / 環境対応 / 気候変動 / 生態系修復・整備 / 森林工学 / インドネシア / 泥炭湿地林 / CDM / 生態系修復整備 |
研究概要 |
インドネシア、中央カリマンタン州の泥炭湿地林地域の、カハヤン川右岸下流域、セバンガウ川左岸下流域、セバンガウ川右岸下流域に設置した、植生タイプ、住民の利用度などがことなる3つの調査地および周辺の泥炭湿地林地域を含めて、以下の各調査・研究をおこなった。 1.泥炭蓄積モデルの発展と検証 2.湿地林で使える多変量アロメトリー式等の提出 3.温室効果ガス収支の水位・植生依存性 4.硫酸酸性地帯の土壌・水質改良 5.効果的な水位回復工事に必要な水文学的研究 6.リーケージ(社会的悪影響)を回避する方法の開発 その結果、泥炭の分解速度は表層で速く、地下部で遅いこと、地下部の材の重量減少の大部分は体積の減少ではなく密度の減少に起因していること、樹木の直径分布に排水域、非排水域、ダム建設による水位回復域の差異が読み取れたこと、水位調節を行っている湿地林の個体が水位調節を行っていない湿地林の個体よりも、厚く、硬く、総フェノール量の多い葉をつけていたこと、泥炭湿地の農業利用に関する問題点や展望を明らかにしたこと、森林管理の政策策定や実務に携わる人々と、小規模なワークショップを開催して意見交換を行ったことなど、いくつかの成果が得られた。
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