研究課題/領域番号 |
18310163
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松原 孝俊 九州大学, 韓国研究センター, 教授 (20150378)
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研究分担者 |
稲葉 継雄 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (00134180)
出水 薫 九州大学, 大学院法学研究院, 教授 (20294861)
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研究協力者 |
原 智弘 九州大学, 韓国研究センター, 非常勤研究員 (80452796)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,130千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 2,730千円)
2008年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2007年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2006年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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キーワード | 東アジア / 植民地空間 / 約80万名の引揚者 / 米軍政 / 解放 / オーラルヒストリー / 在朝日本人 / 帝国日本 / 国民国家 / 昭和20年8月15日 / 植民地の消滅 / 植民地公権力の消滅 / 残留を希望した日本人たち / 京城日本人世話人会会報 / 崔承喜 / 敗戦体験 / 引揚者 / 植民地研究 / 群山 / 地積図調査 / 平壌 / 日本人居留地の朝鮮人 |
研究概要 |
本研究プロジェクトの成果の一つは「『敗戦国』ニッポンに帰りたくなかった日本人」の検討を踏まえて、「在朝内地人」という作業仮説を提出し、「内地」の日本人とは異なるタイプの「外地」型日本人が出現していたと論じた。もう一つは「帝国日本が崩壊した直後の、米軍政庁による統治が始まるまでの『真空』地帯となった時期の朝鮮半島の歴史的考察」において、いかなる政治的メカニズムが作用し、いかなる社会的秩序が崩壊し、いかなる金融システムが機能不全に陥り、いかにして警察権・裁判権が移譲されていったかなどを、引揚者らに対するオールヒストリー調査を活用して、文字資料に顕在化しない事実の解明に努めたことである。
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