研究課題/領域番号 |
18360323
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・物性
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田邊 靖博 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70163607)
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研究分担者 |
赤津 隆 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 准教授 (40231807)
宮内 博之 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教 (40313374)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
13,690千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 1,590千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2007年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2006年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | セメント・モルタル / 衝撃試験 / PE繊維 / PVA繊維 / CNF / 炭素繊維 / 複合材料 / 鋼繊維 / VGCF |
研究概要 |
実用衝撃負荷速度域において、建物が衝突による衝撃負荷を受けることを想定した研究を行い、繊維の荷重保持力(強度×断面積の大きな繊維)が大きいほど耐衝撃抵抗性が高いこと、マトリックスが延性であるほど破片が大きくなること、破壊靱性値が大きいほど欠損体積が小さくなること、を明らかにした。さらに、繊維の機械的特性によっても破壊現象が大きく変わることを明らかにした。高強度コンクリート、繊維とモルタルの密着性制御、ならびに高強度繊維を組み合わせることで、飛翔体の衝突で材料中に大きな欠損が生じさせない、あるいは、飛翔体の運動エネルギー吸収能が高い、新たな繊維強化モルタルあるいはセメントの作製に有効な設計指針を明らかにした。
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