研究課題/領域番号 |
18500197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報図書館学・人文社会情報学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
永田 好克 大阪市立大学, 大学院・創造都市研究科, 准教授 (70208023)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,520千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 国際研究者交流 / タイ国東北部 / 空間情報システム / GPS / 現地調査ツール / 社会考古学 |
研究概要 |
現地調査は人文社会科学だけでなく地域生態環境に関するNGOなどでもよく行われ、また学生の入門者教育の場でもある。現地調査には地理空間情報.を有する基礎資料が必要であるが、現地調査に充分活用できていない地域も多い。一方、近年、解像度の高い衛星画像や地図の公開がインターネット環境において急速に進展しているが、現地調査の現場でオンラインで活用することは難しい。本研究課題ではオフラインでの活用を重視して、現地調査時の三工程「資料準備」「現地調査」「資料整理」を支援する空間情報システムの開発を進めた。用いた資料はこれまでにタイ国東北部を中心に収集してきたものである。 期間中の活動は以下の通りである。1.タイ国東北部でのシステム活用実験:海外研究協力者らにシステムを貸与し試用を依頼した。彼らを定期的に訪ね、活用方法についての議論を重ねた。また、本システムを活用した農村開発に関する研究を今後展開するための予備調査を行った。「現地調査」の部分に関わる点である。2。システムの改良:現地での実験や協力者らの要望を基に、システムの改良を重ねた。また、タイ国東北部だけでなく、特に東南アジア諸国でも活用できることを念頭にシステムの仕様を拡張した。3.コンテンツ公開方法の追加:本研究課題までの成果のうち、特に学術的コンテンツについては従来からもタイ市民向けに公開しているが、より多くのタイ市民に活用してもらうべく、タイ国の地理情報を取り扱う民問企業と協力して同社のWebページからも閲覧できるよう準備を進めた。現在試用版は完成しており、一般公開に向けて細部の作業を継続しているところである。この部分は「資料準備」および「資料整理」の利便性向上に大きく寄与する。 今年度からはタイ国東北部三県の丘陵地域の農村開拓史に関する現地調査に活用していく予定である。
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