研究課題/領域番号 |
18560339
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
金谷 晴一 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (40271077)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,060千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 660千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 無線通信 / マイクロ波 / アンテナ / デュプレクサ / 受信回路 / CPW (Coplanar Wave Guide) / 伝送線路モデル / インピーダンス整合 |
研究概要 |
ADSL、FTTHなど有線ブロードバンド通信の普及や、衛星デジタル放送、地上波デジタルTV開始にともなう動画コンテンツの増大により、無線LANなどの高速無線データ通信のニーズは急拡大しているが、IEEE802.11a, b, g等の無線規格では速度及び安定性の面から性能面で不十分といわれている。このためUltra Wide Band(UWB)などの新しい通信方式が開発されているが、アンテナや高周波外付けチップ等の数が増えるためデバイスを小型化設計することが大きな課題となっている。本研究では、セラミックなどの誘電体基板上にUWB 用の広帯域アンテナをスロットダイポールの平面アンテナを利用して設計する。アンテナを小型化設計すると、狭帯域になってしまうという問題点があるので、アンテナの設計で小型化かつ広帯域化するにはとても難しい。今回は、3個の共振を利用することで、広帯域アンテナを実現する。また、最近では片面指向性アンテナに注目が集まっている。金属版に貼り付けても特性が変わらず、またアンテナの裏側に無線チップを実装することができるので、全体として小型化することができるからである。本研究では、このような点をふまえて、片面指向性かつ広帯域アンテナの設計を行い、実際に試作して測定を行ったのでここに報告する。
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