研究課題/領域番号 |
18720055
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 奈良大学 |
研究代表者 |
滝川 幸司 奈良大学, 文学部, 准教授 (80309525)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,530千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 30千円)
2008年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2007年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 国文学 / 天皇 / 日本史 / 宮廷詩宴 / 公的文学 / 平安前期 |
研究概要 |
平安前期(桓武天皇から一条天皇)の天皇が主催する詩宴(内宴、重陽宴、曲水宴、花宴)について復元作業を行い、それぞれの詩宴について変遷を辿った。その結果、天皇が主催する詩宴には二種類があることが明らかになった。天皇の意志に関わりなく開かる(国家の側が要求する)詩宴、天皇の私的な意志によって開かれる詩宴の二種類である。それらについては、参加者の性格が異なり、それぞれの場で詠まれる漢詩の表現にも違いが見出され、時代が進むに従って、前者が後者の中へと取り込まれていったことを明らかにした。
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