研究課題
若手研究(B)
養分吸収を重要視する種は,より多くの細根を地表近くに配置することが予測され,乾燥しがちな立地を生息地とする種は,土壌深部にまで細根を配置させるだろう.この細根配置のトレードオフを"地下部アロメトリー仮説"と呼ぶことにする.地下部アロメトリー仮説を検証するために,マレーシア国パソ保護林と水俣市の照葉樹林を研究地に調査を行った.植物の分布の偏りから種の生息場所の嗜好性を明らかにし,さらに嗜好性が明らかとされた種の地下部の構造を調べた.
すべて 2008
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Habitat niche specialization in an understory species in a warm temperate forest Ecological Research 24(2)
ページ: 467-475