研究課題/領域番号 |
18H00707
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
|
研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
渡辺 浩一 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (00201179)
|
研究分担者 |
石神 裕之 京都芸術大学, 芸術学部, 教授 (10458929)
菅原 未宇 東海大学, 文学部, 准教授 (10645310)
堀地 明 北九州市立大学, 外国語学部, 教授 (70336949)
澤井 一彰 関西大学, 文学部, 教授 (80635855)
岩淵 令治 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (90300681)
平野 淳平 帝京大学, 文学部, 准教授 (80567503)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 災害 / 都市 / 人為的自然環境 / 内なる自然としての人間 / 常態 / 非常態 / 災害意識 / 天譴論 / 日記天候記録 / 災害伝承 / 近世都市 / 環境 / 噴火 / 自然 / 人間 / 洪水 / 災害記録 / 災害碑 / 北京 / 日本 / 近世 / 比較 / 火災 / 人為自然 / 気象 / 気候 |
研究成果の概要 |
2018年度はローマで,2022年度はアントワープで開催された欧州都市史会議European Association for Urban History において、メイン・セッション「自然災害と都市―近世都市における地震・洪水・大火」、および「近世都市における災害意識」をそれぞれ主宰した。2019年度には、論文集『近世都市の常態と非常態』(勉誠出版)を刊行した。2021年度には英語論文集Dealing with Disasters: Environmental History of Early Modern Cities を国文学研究資料館情報リポジトリから公開した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の災害史研究に二つの新しい視点を提供することができた。ひとつは、常態から災害を見るという視角である。もうひとつには、自然と人間の相互関係という従来のいわば平板な方法から、実証を伴って入れ子的な相互浸透関係として把握するという方法への深化を果たしたことがある。これらの点は専門論文集の出版という形で学界に公表した。また、国際学会でセッションを主宰し研究成果を海外発信するとともに、発表を公募することにより世界各地の事例と比較した。英語論文集という形でも海外発信を行った。さらに、人間文化研究機構の協力により、東京都心で一般市民向けのシンポジウムを開催し、研究成果を社会に還元することができた。
|