研究課題/領域番号 |
18H01022
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
井上 典之 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (90805623)
|
研究分担者 |
日野 圭子 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (70272143)
植田 誠治 聖心女子大学, 文学部, 教授 (90193804)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 非認知能力 / 算数 / 授業研究 / 全人格的成長 / 国際コラボレーション / 算数教育 / アクション・リサーチ / 教科教育 / 教師の専門技能 / 社会性 / 自己効力感 |
研究成果の概要 |
本研究では日本において算数教育のベテラン小学校教員は教員によってスタイルや目指すところに少々の違いは見られたものの算数の授業中に児童の非認知的な学びを促進させるために様々な工夫を行っており、児童アンケートからも授業において児童の非認知的な学びを促進されている事が明らかになった。この研究成果もとにアメリカ2大学、ヨーロッパ2大学、アジア2大学を訪問し教科の学びの中で児童の非認知的な学びを促進させるための国際的な授業研究のイニシアチブを進めることに貢献した。また本研究の成果を国際学会ECERとPMEで発表すると同時に国際学術誌に論文として発表し、英語による著書が複数出版される予定である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際的に非認知能力の促進が多くの注目を浴びる中、本研究では日本のベテラン小学校教師が日々の授業の中で児童の全人格的成長を目指して自律性、有能感、関係性など様々な非認知的能力を促進していることが明らかになり、そのことをテーマとした国際的な授業研究イニシアティブを進めることに貢献したことは大きな学術的・社会的意義があると考えられる。本研究をベースに今後も国際的なコラボレーションが継続することが期待され、日本を中心にアメリカ・ヨーロッパ・アジアの大学を巻き込んだ形で児童の非認知的能力を促進するための研究が前進することが予想される。
|