研究課題/領域番号 |
18H01061
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 岐阜女子大学 |
研究代表者 |
生田 孝至 岐阜女子大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20018823)
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研究分担者 |
浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00184143)
小柳 和喜雄 関西大学, 総合情報学部, 教授 (00225591)
内山 渉 新潟医療福祉大学, その他部局等, e-ラーニング推進室長 (00377144)
姫野 完治 北海道教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (30359559)
後藤 康志 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (40410261)
西原 康行 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (50339959)
大森 豪 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (70283009)
佐々木 恵理 岐阜女子大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (80714998)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 教師のわざ / VR映像 / 暗黙知 / 教師研修 / 教員養成 / 授業研究 / VR映像 / 授業認知 / Virtural Reality / 教員研修 / Virtual Reality / VR授業映像 |
研究成果の概要 |
本研究は,これまで伝承が困難とされた教師の暗黙的技術を,授業認知の位相転換に措定し,それをVR(virtual reality)映像のプラットフォームで非同期型学習環境として構築することで,教師の技術向上を促進することを目的とした。具体的には,①教師の暗黙的技術を 360°カメラで記録,VR 映像化し,②授業過程での教師の認知を,認知・判断・行為の位相と認知事象の交差に位置づけ,③熟達者の技術を、VR 映像のプラットフォームを介した新たな学習環境上に構築し,④教師の技術向上を図った。成果として,論文や学会で発表を行うとともに,書籍『教師のわざ 研究の最前線』を発刊した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
授業中,教師は,子どもの様子をみて(認知),理解しているかを判断し(判断)必要な手を打つ(行為)といった一連の行動をとっている。教師の技術は,適応的熟達であり,その対象化と伝承が大きな課題である。本研究では,この暗黙的教育技術を最新の360°カメラ撮影とVR映像化によって可視化し,再現可能とすることによって,これまで困難とされてきた暗黙知の伝承の一助となる可能性を示すことができた点に学術的意義がある。また,最新のICTの運用により,非同期的環境で時間と場所に拘束されない21世紀型の学習環境を構築し,教師の生涯発達を支援する上での一助となり社会的意義があると考える。
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