研究課題/領域番号 |
18H01091
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
細越 寛樹 関西大学, 社会学部, 准教授 (80548074)
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研究分担者 |
岩佐 和典 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 准教授 (00610031)
伊藤 正哉 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 部長 (20510382)
高岸 百合子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 客員研究員 (40578564)
大江 悠樹 杏林大学, 医学部, 助教 (40722749)
横山 仁史 広島大学, 医系科学研究科(医), 助教 (40727814)
柴田 政彦 奈良学園大学, 保健医療学部, 教授 (50216016)
福森 崇貴 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (50453402)
平子 雪乃 杏林大学, 保健学部, 講師 (90743477)
安達 友紀 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 助教 (90771519)
堀越 勝 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, センター長 (60344850)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 認知行動療法 / 慢性痛 / 無作為化比較試験 / プログラム開発 / 臨床試験 / 無作為比較試験 |
研究実績の概要 |
2021年度の主要課題は,①感染症の影響等で多大な遅れが生じている無作為化比較試験(Randomized Controlled Trial: RCT)の研究対象者のリクルートおよび介入の実施を進めることと,②本研究の介入である慢性痛に対する認知行動療法プログラム(Cognitive Behavioral Therapy for Chronic Pain: CBT-CP)の実践用資材として,パイロット試験時に使用した患者用テキストの治療者用マニュアルを開発し,公開することであった。 ①RCTのリクルートの進捗状況:2021年7月に1例目の登録を行って以降,2022年3月末日までに13例の登録を行った。2021年度中に登録および介入を実施する予定であった4例分については,2022年度に繰り越して実施した。 ②治療者用マニュアルの進捗状況:パイロット試験時に使用した患者用テキストに対応した治療者用マニュアルを完成させた。これを,2022年2月に研究用ホームページにおいて,医療関係者に限定する形で無償公開した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初の計画では2019年度よりRCTのリクルートを開始する予定であったが,諸事情によりリクルートの開始が2020年度末となり,RCTの進捗状況は大幅に遅れている。 一方,実践用資材の開発と公開は,当初の計画ではRCT終了後の2022年度に行う予定であったが,パイロット試験時の患者用テキストに対応した治療者用マニュアルを先行して開発する計画に変更し,2021年度中にその完成と公開を終えた。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の中核であるRCTを完遂させるため,介入実施機関や介入実施者を増やしたり,原則的に対面で実施予定であった介入を,一定条件下ではオンライン上でも行える体制に再整備するなどして,対応を進めていく。
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