研究課題/領域番号 |
18H01156
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
岡崎 雄馬 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (60738277)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | 電気機械振動子 / 超伝導エレクトロニクス / ジョセフソン接合 / 核磁気共鳴 / 核スピン / 核音響共鳴 / 半導体量子ドット / 超伝導回路 / 極低温電流比較器 / 量子センシング / 量子ドット / 化合物半導体 / 超伝導 |
研究成果の概要 |
電気機械振動子は中空に支持した板バネ構造であり、その振動モードは調和振動子とみなせ、力などを高感度に検出するセンサとして利用できることが知られる。本研究では、機械振動子の振動モードの高感度測定を目指した周辺エレクトロニクス回路の性能向上を目指し超伝導回路や低温電気測定技術の開発を行った。また機械振動子を利用した実際の計測応用のデモンストレーションとして、機械振動モードを利用して核スピンを検出する新たな原理の実証で成果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
機械振動子は高いQ値を持つ調和振動子とみなすことができ、その振動状態は高感度なセンサとして利用できる。したがって、機械振動子の振動モードを高感度に検出する実験手法の開発は、様々な物理量(力や磁気)を高感度に検出する実験技術の基盤技術になる。 本研究では、超伝導エレクトロニクスを利用して機械振動子からの電気信号を高感度に検出する技術の開発につながる。多くの科学計測において測定対象の物理量は、一度電気量に変換し測定することから、電気計測技術の測定精度向上は、広範囲の研究開発の基盤となり、日本の科学研究開発を下支えする。
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