研究課題/領域番号 |
18H01339
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
眞山 剛 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (40333629)
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研究分担者 |
諸岡 聡 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 物質科学研究センター, 研究副主幹 (10534422)
峯 洋二 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 教授 (90372755)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 連続体力学 / 結晶塑性 / 結晶回折 / マグネシウム合金 / 鉄鋼材料 / 結晶塑性解析 / 複相構造用合金 / マイクロ材料試験 / 格子ひずみ解析 / 有限要素法 / 複相構造材料 |
研究成果の概要 |
複相構造材料を対象とした信頼性の高い結晶塑性解析を実施するため,多結晶体に埋め込まれた単結晶の塑性パラメータを同定する手法を構築した.具体的には,マイクロ材料試験により明らかにされる孤立単結晶の活動変形機構を解析手法に導入し,さらにその場中性子回折により得られる格子ひずみ発達を用いた格子ひずみ解析により塑性パラメータを同定する.本研究では,主にα-Mg相とLPSO相からなる2相マグネシウム合金に適用して,構築した手法の有用性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で構築した手法は,結晶塑性解析の信頼性向上に貢献するものである.近年,結晶塑性解析は固体力学と材料科学の両分野で普及が著しいことから,本研究の成果が両分野の基礎研究をさらに推進し得るという点で高い学術的意義を持つ.また,結晶塑性解析は構造材料の材料設計やプロセス設計への応用も期待されており,工学的応用を通して社会に貢献し得ることから,社会的意義のある研究成果と言える.
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