研究課題/領域番号 |
18H01407
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
平塚 祐一 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (10431818)
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研究分担者 |
新田 高洋 岐阜大学, 工学部, 准教授 (20402216)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | モータータンパク質 / 人工筋肉 / マイクロロボット / ロボット / 分子モーター / アクチュエータ / 分子ロボティクス / 生物物理 |
研究成果の概要 |
最近、研究代表者らは生体分子モーターを遺伝子工学的に改造することにより、光照射により形成できる人工筋肉を開発し、マイクロロボットの動力源として利用できることを示した。しかし、この人工筋肉は一回の収縮のみで実用にはまだ遠い。本研究では生体分子モーターの特長の一つである自律振動に注目し、自律振動を内包する鞭毛を含んだ人工筋肉の構築が可能かどうか検証し、自律振動するマイクロロボットの構築を目指した。従来のキネシン・微小管系人工筋肉システムの微小管の代わりにクラミドモナスから精製した鞭毛を利用し、鞭毛を含む人工筋肉の形成を可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
微生物や昆虫などの生物は,運動・制御・知能を兼ね備えた究極のマイクロロボットといえる。これは分子レベルから構築された生体の複雑な分子システムにより実現しているが、その仕組みは未だ不明なところが多い。本研究では生体分子を再設計・再構築することを通して生体分子システムを理解し、さらに従来法でなしえない機械システムまたはマイクロロボットの構築を目指している。
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