研究課題/領域番号 |
18H01493
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
竹内 尚輝 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 特任教員(准教授) (00746472)
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研究分担者 |
山下 太郎 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (60567254)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 断熱磁束量子パラメトロン / π接合 / 超伝導エレクトロニクス / 磁性ジョセフソン接合 / プログラマブル / 低電力 / 超伝導集積回路 / 磁束量子パラメトロン / 超伝導回路 / ジョセフソン接合 / 磁性体 / 超伝導ディジタル回路 / 断熱ロジック |
研究成果の概要 |
本研究は、磁性ジョセフソン接合であるπ接合を、低電力超伝導ロジックである断熱磁束量子パラメトロン(AQFP)に導入することで、プログラマブル超伝導回路の実現を目指した。π接合のAQFP回路上への作製技術の確立、π接合を導入したAQFP回路のシミュレーション方法の確立、π接合ベースのメモリを用いたプログラマブルAQFP回路の開発、同回路の低温下での動作実証を通じて、プログラマブル超伝導回路の基盤技術確立に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、プログラマブル超伝導回路の基盤技術が確立された。同回路は、低電力超伝導ロジックAQFPで構成されるため、極めて小さな消費電力で動作可能であり、将来的に超低電力FPGAに応用できると考えられる。また、このような超低電力FPGAは、スーパーコンピュータ、データセンター、最適化問題ソルバ等の様々なシステムの消費エネルギーの低減に貢献し、未来の情報社会を支える集積回路技術になると期待できる。
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