研究課題/領域番号 |
18H01518
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
松本 泰尚 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (90322023)
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研究分担者 |
森原 崇 石川工業高等専門学校, 建築学科, 准教授 (10413767)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 環境振動 / 振動評価 / 交通振動 / 橋梁振動 |
研究成果の概要 |
本研究は,橋梁振動に起因する周辺居住環境における振動問題に関して,人間の心理的応答に基づく合理的な環境振動評価法の提案を目的とした.この環境振動の特徴である,交通状況に応じた過渡的な水平方向の振動が支配的となる場合や,それに鉛直方向の振動が複合する場合,さらには同時に騒音が発生する場合の心理的反応について,実験室内の加振装置を利用した振動実験により,評価法の構築につながる学術的な知見を得ることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現行の環境振動評価法として代表的な振動規制法に基づく評価法は屋外での鉛直振動に対する評価法であり,また日本建築学会の居住性能評価規準は鉛直,水平方向別の評価法であって,上述のような特徴を持つ環境振動の評価への適用には課題がある.本研究で得られた成果は,人間の心理的反応に基づく合理的な環境振動の評価による問題の効率的解決や,現行の環境振動評価法の改定に資する知見となることが期待できる.
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