研究課題/領域番号 |
18H01559
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
竹林 幹雄 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (80236497)
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研究分担者 |
大西 正光 京都大学, 防災研究所, 准教授 (10402968)
石倉 智樹 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 准教授 (30356050)
石黒 一彦 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (60282034)
宋 娟貞 大阪大学, 経済学研究科, 助教 (70803203)
花岡 伸也 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (90467027)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 国際輸送 / 航空輸送 / 空港運営 / 高速鉄道 / 国土計画 / 空港計画 / 拠点空港 / ゲートウェイ / 需要予測 / 政策分析 / 航空政策 / 複合輸送 |
研究成果の概要 |
本研究はわが国の拠点空港がアジア太平洋地域でのゲートウェイ(玄関)機能を維持していくための政策課題について戦略的な視点から検討し,政策立案のための支援情報を得ることを目的とする.具体的には高速鉄道で結ばれた複数ゲートウェイ空港システムの機能性評価を理論的かつ実証的に検討,空港の効率的運営方法の理論的かつ実証的検討,航空輸送効率化の地域経済への影響計測,最後に災害マネジメントの観点からの空港の評価,の4点についてまとめている.得られた知見の一つとして,スーパーメガリージョン形成において航空と高速鉄道の連携は複数ゲートウェイ空港運営の上では効果的であるという示唆を挙げることができる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,世界的に注目されている航空輸送と高速鉄道(HSR)の協調の効果を理論的かつ実証的に示すとともに,空港マネジメント手法に関する効果現出を具体的に示すなど,わが国の社会基盤整備のみならず,欧米やアジアなどにおいてもその成果の適用が期待できる.特に航空輸送とHSRの協調については,理論的に適用範囲が広いモデルへ拡張できたことにより,航空以外への適用も期待できる.最後に,災害については昨今頻発する火山災害の航空への影響をいち早く評価に取り入れた点が,今後のわが国ならびに火山災害国への航空輸送のロバスト化に貢献するものと期待できる.
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