研究課題/領域番号 |
18H01609
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
松下 大輔 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (90372565)
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研究分担者 |
瀧澤 重志 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (40304133)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 行動計測 / 屋内測位 / センシング / 近距離無線通信 / 機械学習 |
研究成果の概要 |
Bluetooth Low Energy(BLE)およびMillimeter Wave Radar(MWR)を用いて医療福祉施設における入居者および職員の測位方法を開発した。 導入障壁が低いBLE測位システムを開発し実稼働施設で運用、検証した。職員の行動を継続的に計測し客観的な業務行動データを得た。経験者と未経験者の業務行動の特徴を明らかにした。MWR測位システムを開発し、個室内の入居者の位置、姿勢を計測、検証した。訪室記録とMWRの照合によりMWRは従来より詳細に夜間の睡眠や徘徊を捉えられることが示された。MWR計測システムは入居者の生活の質の向上や職員の業務負担の軽減に資することが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療介護施設では特に夜間の入居者の見守りは限られた人数で長時間の業務が必要で負担が大きい。本研究のBLEおよびMWRによる施設内および個室内の入居者および職員の行動計測システムにより継続的に客観的な計測を行い計測データを蓄積することができる。計測データの分析により経験者に特徴的な行動が示された。職員による見守りにBLEおよびMWRによる計測を補完的に用いることにより入居者の生活の質を向上させ職員の負担を軽減することが可能となる。
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