研究課題/領域番号 |
18H01621
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24010:航空宇宙工学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
寺本 進 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (30300700)
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研究分担者 |
岡本 光司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70376507)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 空力音響 / 超音速ジェット / 条件付き抽出 / ロケット / ロケット音響 / 衝突ジェット |
研究成果の概要 |
高速のエンジン排気から生じる強い騒音の発生メカニズムを解明するために、「音響トリガ条件付き抽出法」を改良した上で、風洞試験で得られた音響信号と非定常可視化結果に適用した。その結果、従来概念的に提唱されているだけだった、大規模擾乱から音波が発生している様子を直接可視化する事に成功した。可視化結果を元に数値シミュレーションを行い、擾乱と衝撃波の干渉から音波が発生する具体的なメカニズムを明らかにできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ジェットエンジンやロケットから騒音が発生するメカニズムの研究。騒音の源になっている変動の発生場所や、その変動が衝撃波と干渉して音波を発生する様子を、従来よりも分かりやすい形で視覚的に確認することが出来た。この研究により、騒音を大幅に低減できる可能性が広がる。また、ここで開発したデータ解析手法は、間欠的かつ不規則に発生する現象をはっきりと取り出すことができるので、他の流体解析にも応用することができる。
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