研究課題/領域番号 |
18H01624
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24010:航空宇宙工学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
横田 久美子 神戸大学, 工学研究科, 助手 (20252794)
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研究分担者 |
田川 雅人 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (10216806)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 超低地球軌道 / 原子状酸素 / 窒素分子 / 材料劣化 / SLATS / VLEO / 地球高層大気 / 地上試験 / 超低軌道宇宙環境 / SLATS(つばめ) / 分子散乱 / 大気抵抗 / つばめ |
研究成果の概要 |
世界的に注目されている超低地球軌道(VLEO)領域の開拓には濃密な原子状酸素密度に加えて、高度に応じた窒素分子割合を再現できる地上試験技術の開発が要求さている。本研究では本申請者の有する超低軌道宇宙環境模擬技術をベースに超低軌道上環境曝露試験方法の開発、「つばめ(SLATS)」によって得られた世界初の超低軌道上環境曝露試験の結果と比較・解析を実施したものである。本研究の結果、VLEO地上対照実験に用いることのできるワンノズル・ツービーム技術の実現、世界初のVLEOフライトデータであるSLATS/AOFSデータ解析を実施し、両者の結果を統一的に解釈することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Starlinkなど世界的に注目されている超低地球軌道(VLEO)領域では濃密な原子状酸素密度と窒素分子の同時衝突による急速な材料劣化が生じることが世界初の超低軌道衛星「つばめ(SLATS)」で示されている。本研究ではこの極限環境を再現できる地上試験技術(ワンノズル・ツービーム法)の開発と、SLATSで得られた軌道上データと比較することによる材料劣化メカニズムの解析に成功し、VLEO用材料試験技術を確立することに成功した。
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